自分を少し楽にする「働き方」に関すること
本日は働き方に関するお話です。
これまでの働き方から変化がみられる、もっと自由に働く手段が整備されてきている、というお話です。
日本の労働に関する現状
現在の主流となっている働き方は、会社に所属しそこで仕事をする、いわゆる「雇用者」ですね。これは会社員や公務員といったサラリーマンを指し、日本では戦後復興期から日本の経済発展を支えてきた働き方です。
総務省統計局の労働力調査によると、2020年の就業者数は6,676万人とのことです。
そのうち、サラリーマンとして働く人は全体の89.5%ほどで、人数で表すと5,975万人にのぼります。(自営業者やフリーランスと言われる人は666万人ほど)
こうやってみると、日本人の10人に9人は会社員ということがわかりますね。
自営業者・フリーランスの就業者数の推移をみてもやや右肩下がりで減少傾向にあり、やはり従来の働き方がまだまだ根強いことがわかります。
一方で、このようなデータも見てみましょう。
フリーランス実態調査2021では、2020年に1,062万人だったフリーランス人口が、2021年には1,670万人と、約600万人も増えていることがわかります。
これは新型コロナウイルスの影響により、失業者の増加や会社に不安を覚えた方が増えたことが大きいと思われますが、それにしても「社会的にフリーランスが大幅に増加している」ということがわかりますね。
ここで「んっ?」と思った方へ。
お気づきの通り、前述したフリーランス人口の数字と全然違いますね。これはそれぞれの調査においてフリーランスの定義が異なるため、前者は狭義、後者は広義の定義づけをしていることからこのような数字の違いが発生します。
前者はいわゆる専業ですね。自分の店舗や商品やスキルなどで生計を立てており、特定の会社に所属し雇用関係を結んでいることはありません。
他方、後者のフリーランスには「本業以外で1円でも稼いだことのある人」が含まれており、会社員をしながら副業などで稼いでいる(稼いだことのある)人が含まれます。
会社依存からの脱却
前者は全体的に減少しており、後者は大幅に増加している。
ここからわかることは、「独立とまではいかないが、会社だけに依存しない働き方(副業など)が増えてきた」ということです。
コロナをはじめとした経済状況の悪化により、日本独自の終身雇用制度が崩壊したと言われております。
一昔前は、会社は家で社員は家族でした。そのため、家は家族とともに大きくしていくという帰属意識が高い働き方が中心でした。
しかし今は働いても会社の業績があがることはなく、給料もあがらないため、会社に尽くす意義が薄れてきております。
副業のメリットはたくさんあります!
やはり自分の身を守るのは自分。
ということで副業などの働き方をする人が増えているのです。
副業のメリットは多くあります。
- 時間や場所が自由に選べる
- 自分の得意な事・好きな事が仕事にできる
- やるのもやめるのも自由
一緒に働く人がいると、時に人間関係などからストレスが発生することがあります。
しかし副業だったら上記3点のように、自分の都合を優先させることができるので、ストレスに関してはかなり改善されるのではないかと思います。
かくいう私も、現在は在宅勤務をしながら文章を書いていますが、機嫌の悪い上司の顔色をうかがう必要がなく、毎日の満員電車通勤もなくなったのでかなりストレスフリーになりました。
空いた時間で料理を作ったり、運動したり、家の掃除や昼寝などなど、本当に自由な時間が増えたと思っています。
副業をする人が増えて、様々な働き方ができるようになりました。
ぜひこれを読んだあなたもチャレンジしてみてください!